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ラジオアイソトープとは(PET検査【がん検査】関連の用語集)

ラジオアイソトープとは 読み:らじおあいそとーぷ英語:radioisotope

地球上の全てのものを構成している最小単位の微粒子を原子といいます。その原子のうち、化学的性質は同じでも、重さが少しだけ違う(原子番号は同じで質量数だけが異なる元素)原子(元素)のことを「同位元素(アイソトープ)」と呼びます。

その中でも、「活発な状態の原子」から「落ち着いた状態の原子」に変化するときに放射線を発生させるものを、「放射性同位元素」「放射性核種」「ラジオアイソトープ」と呼びます。

しかし、がん検査などで用いられる「アイソトープ」という単語は、ほとんど、放射線を出すタイプのもの(ラジオアイソトープ)を指して使われています。

放射線の種類は色々ありますが、そのうち、X線・γ線が医療検査に広く活用されています。