PETとがん検査に関する基礎知識 ―その他のがん検査

PET検査とは?基礎知識&治療説明

基礎知識&治療説明

PET検査を知るためのコンテンツ

その他のがん検査

現在行われているがん検査は、PET検査以外にも複数あります。
いずれの検査方法にも得意・不得意があり、それらを組み合わせたり、部位や場合によって使い分けることで、より多面的で精度の高い検査が可能になります。
検査機器の進歩により名称が異なる場合もありますが、代表的な検査方法をご紹介します。

CT検査 (コンピュータ断層診断)Computed Tomography

CT検査の例X線を照射して臓器の形態的な異常を見つける検査です。
X線を360度全方向から照射することで、人体を輪切りにした画像を撮影でき、体内の断面が白黒写真のような画像となっていくつも写し出されます。

これにより立体的に体内の形を把握して、異常を発見することができます。薄く広がっているタイプのがんや、悪性度の低い高分化がんの発見にも適しています。

所要時間は検査範囲によって異なります。
検査内容によっては、検査前に造影剤を飲む場合があります。
わずかですが被ばくがありますので、妊婦の方、または妊娠の可能性がある人は受けられません。


MRI検査(磁気共鳴画像診断)Magnetic Resonance Imaging

MRI検査の例強力な磁場と電波を利用して体内の状態を撮影する検査法です。

体内の磁気に対する共鳴作用を利用しています。

姿勢を変えることなく、体のいろいろな部分を縦、横、斜めなどあらゆる角度の断面像を得ることができ、がんの位置を把握するのに有効です。
放射線を使わないので、被ばくの心配もありません。

骨盤部や頭部の診断に優れており、がん検査以外では脳の検査にも利用されています(MRA検査)。
所要時間は検査範囲によって異なります。
しかし、胃や腸などの動く部位の検査にはあまり適していません。
強い磁気が体に当たるため、心臓ペースメーカー、金属の器具が体内にある方は検査できないことがあります。
また、妊娠初期の方も受けられません。
検査中に大きな音が出るタイプの機器もあります。


エコー(超音波検査) Ultrasonography

エコーの例弱い超音波(人間には聞き取れない高い周波数の音)を体に当てて、臓器や組織にぶつかってできる反射波を画像化することによって診断します。

人体に無害で、放射線の被爆や、検査による痛みなどもほとんどないと言われています。

がん検診では乳房、甲状腺、腹部、骨盤部などで広く使われています。

ただし、超音波は骨や空気を通りにくいので、脳や肺、胃、腸などの検査には、あまり適していません。


生化学検査

血液・尿・便を採取し、その中に含まれる化学物質の量を測定することで、健康状態や病気の程度を調べる検査です。

がん検査ではもちろん、その他幅広い疾患の発見に役立っています。

がんの発見に役立つ生化学検査には「腫瘍マーカー検査」「内分泌検査」「胃癌・胃炎・胃潰瘍検査」「肝炎ウイルス検査」などがあります。


内視鏡検査

内臓や体腔内部に小型カメラ状の機器を直接入れて観察する検査のことです。

胃、大腸、気管支など、調べる部位によって様々なタイプの機器がありますが、それらを総称して内視鏡と呼びます。

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