PET検査(ペットけんさ)は、がんを検査する方法の一つです。
「PET」とは「陽電子放射断層撮影」という意味で、ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography)の略です。
通常、がんは、実際に腫瘍(できもの)ができたり、体に変化が起きてから見つかることが多く、がん細胞の成長がある程度進んでからでないと発見しにくい病気でもあります。
早期発見のため、特殊な検査薬で「がん細胞に目印をつける」というのがPET検査の特徴です。
PET検査では、検査薬を点滴で人体に投与することで、全身の細胞のうち、がん細胞だけに目印をつけることができます。
専用の装置で体を撮影することで、 がん細胞だけを見つけることができます。
PETにより、従来の検査にくらべて、ずっと小さな早期がん細胞まで発見することが可能になりました。
現在は、全国の専門施設で受診することができます。
もっと詳しいPETのしくみ 従来のレントゲン(X線)やCT、MRIなどの検査は、写し出された造形からがんを見つけますが、PETはこのように細胞の性質を調べてがんを探しだします。 |
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PET検査では、レントゲンなどの検査では発見しづらかった初期のがん細胞の発見が可能です。

欧米では「がんが疑われたらまずはPETを(PETFirst)」という言葉があるほど、定着していると言われており、まずはPET検査の結果をみて、治療方針を決めるのが普通になっているようです。
日本においては一部の疾患をのぞき保健医療として認可されず、まだ一般的に広まっていませんが、その検査の質の高さに、近年急速に普及しつつあると言われています。