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PET検査の種類について 基礎知識&治療説明

日々進化するPET検査

通常のレントゲンでは発見が難しかった小さながんまで発見が可能なPET検査ですが、より精密に、より早期にがんをみつけるため、日々新しい技術が導入されています。

基本のPET検査としくみや流れは同じですが、より精度の高い検査が可能になった新しい機器と技術をご紹介します。

PET-CT

PETとCTの画像を同時に撮影することができる機器です。PET/CTなどとも表記されます。

PETの性質上、PET単独の結果のみでがんの有無や場所を断定することは難しいのですが、体内の細部まで写し取るCT画像と同時に撮影することで、疑わしい部位の形や場所などをよりはっきり把握することが可能になりました。

細胞の機能画像(PET)と形態画像(CT)をあわせることで、欠点をカバーしあいます。PET-CTと呼ばれる機器には、フュージョン(融合)技術(下記参照)が内蔵されています。

PET-CT

PET-CTフュージョン

PET-CTと原理は同じです。PETとCTやMRIの画像を重ね合わせることで、より信頼性の高い検査を行います。

「フュージョン(fusion=融合)」とは別々の画像を統合する技術のことで、内臓や首の位置のズレなども、コンピュータで自動的に補正し、完全に重なった一つの画像をつくります。この技術はPET-CT機器にも内臓されています。

ただ、「フュージョン」や「合成」は、基本的には別々の機器で撮影した画像を、後に専用のシステムで一つに統合するので、同時撮影する「PET-CT」と分けて呼ばれることもあります。

この検査方法の利点は、個々の検査機器を新しいものにバージョンアップできることです。最近では、16列型マルチスライスCTスキャナーなどの、内臓を細部までリアルに撮影できるCTと、PET画像を融合している検査機関もあります。

これからも進歩するPET検査技術

さまざまなメーカーが、より早く、適切にがんをみつけるために、PETそのものの精度をあげるための研究を続けています。 PET検査は今後、より精密で、誰もが受けやすいものになるのではないでしょうか。

とはいえ、万能の検査というものはありませんので、やはり複数の手段で多面的に検査を受けることをおすすめします。

上手にPET検査を利用して、末永く健康でありたいものですね。